- 『女武者の日本史』よむかも。
- 著者:長尾剛 出版社:朝日新聞出版
- 定価:850円+税 発売日:2021年4月13日 新書:288ページ
- ISBN-10:4022951222 ISBN-13:978-4022951229
- この本はタイトル通り、日本の女武者の歴史的な。
- 女王・卑弥呼、妊娠中に軍を率いて朝鮮半島に渡った神功皇后、
- 怪力で男を投げ飛ばした巴御前、弓の名手・坂額御前、
- 希代の女武将・立花誾千代……
- 神話時代から武士の時代、戦国時代――各時代の女武者たちが紹介される。
- 日本には古来より「女軍」(めいくさ、めのいくさ)があったんだって。
- 女軍とは「女性の戦士」を意味する言葉。日本の女性は待つだけじゃない!
- 勇猛果敢な戦士だった! って話みたい。
- 女性が戦争に参加するってかわいそうな気がするけれど……
- 昔はそんなことも言ってられなかったのかな……
- てか、そういう考え方が女性差別に通じてる?
- 最近は、フェミニストの人が活発に問題提起する本とかもよく見るね。
- 例えば、今日本に徴兵制が復活したらどーなるんだろーね?
- 男女平等! 女性も兵役に就くべし!
- え? 徴兵は男だけでしょ?
- この本では、男だけの徴兵をした近代日本が「男尊女卑」を輸入したって。
- でも「女軍の魂」は力強く生きている。
- 東洋のジャンヌ・ダルク、婦人解放運動のさきがけ、福田英子、
- 女子教育の先駆者・下田歌子、婦人の社会的地位向上を謳った吉岡弥生……
- 女性の自立のために戦う女性が、いろんな分野に現れた。
- そしてそんな女性たちの魂は、現代日本にも受け継がれている。
- 男女平等は当然!
- なら、先進国中最低レベルにある日本社会の女性の待遇は改善されるべき。
- とはいえ、身体の頑健さ、子どもを産む機能の有無――
- 男女には生まれながらに性差ってものがある。
- それを理解した上で、尊重し合いたい。
- それが理想なんだけど、バランスが難しいなとか思ったり。
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