- 『女性たちが見ている10年後の消費社会』よむかも。
- 著者:日野佳恵子 出版社:同文舘出版
- 定価:2500円+税 発売日:2021年2月8日 単行本:340ページ
- ISBN-10:4495540785 ISBN-13:978-4495540784
- この本は、購買に関する性差に着目、示唆に富む成功事例多数紹介。
- 消費全体にとって女性視点でマーケティングを考える重要性を解説。
- 家族に関する49品目の消費財の購入決定権は――
- 女性が63.3%持ってるって。(ここでいう女性は「主に世帯主の配偶者」)
- しかも、9割の購入に対して影響を与えてるって。
- これは「女性と男性の買物に対する思考の違い」が関係するらしい。
- その違いとは? たとえば……
- 女性は自分の買物だけじゃなくて家族のため、友人のための買物をする。
- この本では、女性の消費行動を以下の7つに分類してる。
- 生活基盤消費
- 生活向上消費
- おせっかい消費
- 代理購買消費
- 交際維持消費
- クチコミ消費
- トレンド消費
- 前述の代理購入はまさに「3.おせっかい消費」に該当するわけね。
- つまり、女性はマルチ思考で消費行動をする。男性は単純である。
- (って、男性の人どうですかー?)
- 公的機関のデータ、自前の調査、女性視点のマーケティングの成功事例。
- それらを駆使して女性の消費について説得力に富む解説をしてるって。
- とくに成功事例は鮮度がいいらしい。
- (ワークマン、スープストックトーキョー、ディーン&デルーカ、パスコ)
- 読者は今日的で新鮮な気付きを得ることができるだろう、とのこと。
- ただし一方、既存理論との関係性や学術的な論証は少ないって。
- (なので当該分野の研究者には物足りないかもって話)
- とはいえ経営者目線では、有意義なヒントが詰まった一冊だって。
- (性差によるマーケティングの違いって基本っぽいし大事っぽいね。たぶん)
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