夜の声

文学・評論

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :スティーヴン・ミルハウザー
  • 翻訳      :柴田元幸
  • 出版社   :白水社
  • 定価      :2500円+税
  • 発売日   :2021年11月1日
  • 単行本   :220ページ
  • ISBN-10:4560098735
  • ISBN-13:978-4560098738

『よむかも』な本のポイント

  • 一つの町で起きた奇妙な出来事に対する人々のいろんな反応。
  • 実に興味深いらしい。

『よむかも』な本のレビュー

  • 『夜の声』よむかも。
  • アメリカの小説ね。奇妙な現象に対する町の人々の反応は?
  • そんな短編がいくつも収録されてる短編集だって。
  • (こういうの、意外と好きな人多いかもしれません)
  • 『私たちの町の幽霊』――
  • タイトル通り、私たちの町で幽霊が目撃される話。
  • 真っ昼間でも出ます!
  • そんな遭遇のケーススタディ、幽霊たちの特徴、この現象を説明する説。
  • そして住民たちの多様な反応が面白い。
  • 友好的な人、恐怖する人、妄想する人、決して信じない人。
  • じつにさまざま。
  • やがて書き手が読者に語りかける内容に、どきりとさせられるんだって。
  • 『マーメイド・フィーバー』――
  • 海水浴場で若い人魚の遺体が見つかり、町で展示されることに。
  • すると、鱗模様の「マーメイド水着」が大流行。
  • 一方「いくら人魚でも胸をさらしたティーンエイジャーを陳列はない」
  • 抗議の声も高まっていく。
  • さらに予想外の出来事も次々と起きて……(え、どうなるの?)
  • その他の短編も楽しいって。
  • 原書はもともと16編を収めた短編集って。
  • この本は8編――残りはどこへ消えた?
  • いいえ、消えてはおりません『ホーム・ラン』

  • こちらもやっぱり面白いって。
夜の声
耳をすませば、 声が聞こえてくる 人魚の死体が打ち寄せられた町の人々の熱狂と奇妙な憧れを描く「マーメイド・フィーバー」。夜中に階下の物音を聞きつけた妻が、隣で眠る夫を起こさずに泥棒を撃退しようとあれこれ煩悶する「妻と泥棒」。幽霊と共に生きる...

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