『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :藤脇邦夫
- 出版社 :光文社
- 定価 :1200円+税
- 発売日 :2021年11月17日
- 新書 :472ページ
- ISBN-10:4334045766
- ISBN-13:978-4334045760
『よむかも』な本のポイント
- 二十一世紀中に、日本が韓国に追い付くことは、もはや不可能。
- って、そんなに面白いん? マクチャンドラマ。
『よむかも』な本のレビュー
- 『人生を変えた韓国ドラマ 2016~2021』よむかも。
- 2004年、冬のソナタの熱狂――あれから約20年。
- イカゲーム? 愛の不時着?
- 韓国ドラマの快進撃は未だ留まるところを知らない! ……らしい。
- この本は韓国ドラマ通(?)による「最新の韓国ドラマ事情概観本」みたい。
- 韓国ドラマの飛躍の秘密は「発信媒体の変化」にあり。
- 2010年代に話題作を次々と放ったのはケーブル局だった。
- 2010年代の後半にはNetflixやAmazonプライムなどネット配信が台頭。
- 一昨年、社会現象となるほどヒットした「愛の不時着」が好例。
- 地上波はとかくしがらみが多い。そこから独立したことで自由に。
- 韓ドラの最大の魅力は「非現実な物語を恥ずかしげもなく堂々とやる!」
- これを「マクチャンドラマ」というんだって。
- 通俗であろうと、ドラマを成立させる普遍的な条件をしっかり。
- 非現実のリアリティを支える企画・脚本・俳優・音楽のクオリティしっかり。
- これらは2000年代以降の日本のドラマに決定的に欠けている要素だとか。
- この本では個別の作品について、やや分析不足の感があるそう。
- されども「入門者用の見取り図としては好適」ってまさに私向けっぽい。
- 著者が「愛の不時着」と並ぶ秀作として挙げるのは――
- 希代の復讐劇「梨泰院クラス」と医療ドラマ「賢い医師生活」だって。
- ちょっと見てみたくなったよね。
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