とがったリーダーを育てる:東工大「リベラルアーツ教育」

教育・受験・参考書

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :池上彰、上田紀行、伊藤亜紗
  • 出版社   :中央公論新社
  • 定価      :820円+税
  • 発売日   :2021年8月10日
  • 新書      :224ページ
  • ISBN-10:412150738X
  • ISBN-13:978-4121507389

『よむかも』な本のポイント

  • とがった方がいいのか、まるまった方がいいのか。それが問題なんです。
  • (ところでリベラルアーツと聞くと格闘技を思い浮かべるの、私だけ?)

『よむかも』な本のレビュー

  • 『とがったリーダーを育てる:東工大「リベラルアーツ教育」』よむかも。
  • 東京工業大学の新入生は「東工大立志プロジェクト」の履修が必須らしい。
  • どんなことをやるかっていうと――
  • 少人数での討論、ユニークな人文社会科系科目の受講など。
  • そして三年生で「教養卒論」を執筆する。
  • すなわち、今流行りのリベラルアーツ教育に力を入れてるってわけね。
  • 専門領域偏重では「とがったリーダー」は爆誕しない。
  • そんな危機感が今の大学教育現場にはあるみたい。
  • とがったリーダーとは、独自の視点を持って社会を変革できる逸材。
  • すぐに役立つ知識の伝授が大学教育には求められがち。
  • でも、すぐに役立つ最先端の情報はえてして陳腐化しがち。
  • 人間としての根っこを太くする――そんな教育こそが真に必要だという。
  • 東工大教育改革の肝とは?――推進役を担った三人の著者が明かす。
とがったリーダーを育てる-東工大「リベラルアーツ教育」10年の軌跡 (中公新書ラクレ, 738)
高校で文系と理系に振り分けられ、結果、理系の知識が乏しい人たちが社会を動かす官僚や政治家などになり、一方の理系学生といえば、世の中のことに無関心で、興味あることだけに取り組みがちだ。しかし、「これではいけない。日本のリーダーにもっと理系の人...

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