- 答えは、シロイヌナズナは雨に打たれると免疫に関する遺伝子が活性化するよ。
あめあめ、ふれふれ
- 私たちの体には免疫が備わっているよねー。
- 免疫には、ウイルスや細菌などの異物を排除する重要な働きがある。
- じつはこの免疫、植物にも備わってる。
- 最近、名古屋大学の研究で「植物は雨に打たれると免疫力が活性化される!?」
- ――ことがわかったんだって!
- 雨水には植物の病原体が含まれていることがあるんだって。
- (だから、雨で病気が広がることが知られているって)
- そこで、シロイヌナズナが雨に打たれた際に働く遺伝子を調べてみた。
- と、免疫にかかわる複数の遺伝子の働きが高まることがわかった!
- これら遺伝子の働きを制御している分子はカルシウムイオンの影響を受ける。
- そこで研究グループは「雨でカルシウムイオンの濃度が変化するのでは……?」
- カルシウムイオンを蛍光発色して検出できるようにシロイヌナズナを改良。
- 葉の表面にあるトライコームという毛のような細胞が雨を感じる。
- と、カルシウムイオンの濃度が変化!
- これが免疫に関する遺伝子を活性化!
- 雨水によってもたらされる病原体に備えていることがわかったんだってー。
- (人間も雨に打たれて免疫力アップしないかな? 逆に風邪ひいちゃうかな?)
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