- 答えは、雷雲の観測結果からそう考えられているよ。
ぴかぁ!(ロングバースト!)
- 科学技術の発達した現代、雷のメカニズムはほぼ解明されている。
- しかし、雷発生のきっかけが何かはよくわかっていないんだ。
- そこで東京大学や京都大学の研究グループが調査!
- 2018年1月10日、金沢市の上空を通過中の雷雲を観測――
- 雷が発生させた微弱な放射線を捉え、雷発生の瞬間のメカニズムに迫った!
- 冬の北陸では「ブリ起こし」と呼ばれる冬の雷が有名なんだって!
- そのため、雷の研究には適した場所だと言われているよ。
- 研究グループは、小型・省電力の放射線測定器を開発。
- 石川県および周辺地域の高校・大学・企業・自治体などに設置してもらった。
- この観測では、雷雲中に最初一分間ほどのロングバーストが観測された。
- 続いて、雷放電と同時にショートバーストが観測されたんだ。
- ロングバーストとは――
雷雲内部の高い電圧によって電子が光速近くまで加速。
もってガンマ線などの放射線が出る現象のこと。 - ショートバーストとは――
一秒未満の短いガンマ線の放射のこと。
- この観測結果から「ロングバーストが雷放電のきっかけになってる?」
- ――って考えられているよ!
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