- 答えは、これまでの火星のイメージを変える研究成果がまとまっているよ。
火星は…?
- 火星ってどんなイメージ? 赤い酸化鉄で覆われていて、酸素が少ない???
- そんな火星のイメージを変える研究成果がまとまっているよ。
- なんと「火星はかつて生命を育む環境だった!?」
- これまでの探査から、いろんなことがわかってきてる。
- 火星表面には河川とみられる跡など水が流れたような地形がある。
- 水の作用で生成する鉱物の存在が確認されてる。
- 40~35億年前の太古の火星には液体の水が存在してたと考えられそうだね。
- じゃあ、生命にとって重要となる塩分やpH(水素イオン指数)などの水質は?
- 近年の研究で、太古の火星に存在した水の水質を復元することに成功してる!
(金沢大学環日本海域環境研究センターなどの共同研究チームによる研究) - そして、火星の水の塩分やpHなどのデータからわかったこと――
- つまり「火星はかつて生命の誕生と生存に適していた環境だった!!!」
- 研究チームはゲール・クレーター内部にかつて存在していた巨大湖に着目。
- (NASAの火星探査車キュリオシティが探査しているやつね!)
- その粘土層に保持されている「陽イオン組成に関する情報」を使用したよ。
- そこから水に含まれていた陰イオンやpHを復元したってわけね。
- その結果、巨大湖に溶けていた塩分は地球の海水の3分の1程度。
- pHは中性で、ミネラルやエネルギーを豊富に含んでいたことが明らかに。
- ナトリウム(陽イオン)の濃度は海水が1kg当たり490mmol(molは物質量の単位)
- 対して、巨大湖は94~120mmol。
- pHは海水の8.1に対して、巨大湖が6.9~7.3だった。
- また河川に含まれる典型的な塩分と気候モデルから導かれる蒸発率から分析。
- ゲール・クレーター湖の水に含まれていた塩分濃度になるまでの期間は???
- およそ100万年ほどとみられる。さらに――
- 塩分やミネラルが河川を通じて湖に運ばれて濃縮される現象も起こってた!
- 水で物質の濃縮が起きるような場所は有機物が高分子化するためにも有利!
- 地球においては「生命誕生の場所の候補」と考えられているんだ!!!
- すなわち「火星はかつて生命の誕生と生存に適した惑星だった!!!」
- これまでの認識を改めることにつながる成果がまとまっているんだね!
火星に住むつもりですか!?
しかし昔の火星は生命誕生に適してたことを思えば……
そんな未来も断然あるかも?
しかし昔の火星は生命誕生に適してたことを思えば……
そんな未来も断然あるかも?
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