- 答えは、波の音のように聞こえるけど周りの音が貝殻の中で共鳴しているよ。
俺の歌を聴けぇ!!
- 巻き貝の殻を耳にあててみる……と、たしかに音が聞こえてくるね。
- これって波の音みたく聞こえない? 不思議だね……。
- ひょっとして、巻き貝が故郷の海の音を記憶してる!?
- たしかに、まるで貝から音が出てるみたい――
- けど、じつは周りの音が大きくなって耳に届いているだけなんだ。
- 試しに、いろんな場所で貝殻を耳にあててみるとわかる。
- 騒がしい所では貝から聞こえる音は大きい。でも、静かな所では音は小さい。
- 私たちの周りには、普段気にならなくてもさまざまな音があふれてる。
- エアコンの音とか道路を走る車の音とか、ね。
- そしてこれらの音は、高い音や低い音が混ざっているよ。
- 混ざった音は「貝殻の中で一部の音だけ反射して合わさって大きくなる」
- この現象を「共鳴」っていうよ。
- 一部の高さの音だけが貝の中で共鳴して大きくなって耳に届いてる。
- だから、貝から音が出ているかのように聞こえるってわけね。
- 共鳴する音の高さは、貝の大きさや形によって変わってくる。
俺の歌も聴けぇ!!
- じつは私たちの耳の穴の中でも、音は共鳴を利用して大きくなっているよ。
コメントしてね!
わかりやすかった。
簡単に書いてある所の下に詳しく書いてあったから。
うれしいコメントありがとうございます。