- 答えは、声帯や口の中の構造がみんな違うから。
- 簡単にいうと、私たちは口や喉を「楽器のように操って」声を出している。
- そして、その「楽器」の形は人によって違うから、出てくる音も違うんだ。
- 人が声を発するとき、まず声帯が震えて音が鳴る。
- 声帯は、喉の付近にある喉頭という器官に入ってて、左右に2本ついている。
- 声帯の震えによってつくり出された音は、口腔(口の中)で響く。
- 人間は舌などを使い、この口腔の形を変え、いろんな音声をつくれるわけね。
- 足の長さや手の大きさは、人によって違うよね。
- 声帯の大きさや口腔の形も、人によって違うし、年齢によっても変化する。
- 例えば、赤ちゃんのときは声帯は小さくて、大人になると大きくなる。
- 小さくて短い声帯は高い音を出すから、赤ちゃんのときは声が甲高い。
- 大人になると声が低くなるのは、こうした理由からなんだ。
- (楽器の木琴みたいな感じね!)
- 口腔の形や大きさには個人差もあって、その違いは響き方に影響を与える。
- (バイオリンとコントラバスでは、大きな後者の方が低い音が出るみたいな)
- 声帯の健康状態が震え方に影響することもある。
- 例えば、大きな声を出しすぎて声帯が荒れると「声がかれた」状態になる。
- タバコも声帯に悪い影響を及ぼす。
- また、音声を発するとき、基本的には鼻から空気が流れないようになってる。
- (鼻へつながる道へのフタ―口蓋帆―が閉じる)
- でも「ま」や「な」のような音を出すときは、鼻から空気が流れてる。
- 普段からフタが完全に閉じないで、微妙に鼻から空気が流れてる人も。
- これがいわゆる鼻声の人ね。
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