- 答えは、大気の圧力で押さえつけられているから。
- 吸盤はゴムなどの軟らかい樹脂でできてるよね。
- 平らな所にギュッと押しつけると、そのまま貼り付くよね。
- ……って、なんで?
- これは、平らな所に押しつけたことで吸盤の中の空気が押し出されるから。
- つまり、貼り付けた吸盤の内部が「真空に近い状態」になってるからなんだ!
- 目には見えないけど、空気には重さがある。
- 地面1㎡当たり約10t(力の単位でいうと約10万N)の力がかかってる。
- 吸盤の直径が3cmだとすると計算上は約7kgの力が吸盤にかかってることに!
- 吸盤内部に空気がある場合は、内部の圧力の大きさは外と同じになる。
- だから、くっつかない。
- でも、内部の空気が抜けると、外部の空気(大気の圧力)で押しつけられる。
- すると、強い力でくっつくわけ。
- 吸盤を外すときは、端の方を少しはがすと簡単にはがせるよね。
- これは、吸盤の内部に空気が入って圧力差がなくなるから。
- また、表面がザラザラの所では、密閉が不完全になる。
- だから、吸盤をくっつけることができないってわけね。
コメントしてね!
ううう
ぐぐぐ