コロナウイルスは2万年前にも東アジアで流行してたってなんで?
コロナウイルスは2万年前にも東アジアで流行してたってなんで?
- 答えは、その痕跡が東アジア地域の現代人のゲノムに残っていたよ。
- 現代人のゲノムには、何万年も前の進化の情報が含まれてる。
- これは「木の年輪を調べる」のに似てる。
- 年輪を調べると、その木が成長過程で経験した気象条件などがわかるんだ。
- そんな感じで、2万年以上前に東アジア地域でコロナウイルスが流行してた!?
- そのことを示す痕跡が現代人のゲノムから発見された!
(アリゾナ大学、クイーンズランド工科大学などの研究グループによる報告)
- 東アジアとは、現在の中国、日本、モンゴル、北朝鮮、韓国、台湾など。
- 研究グループが注目したのは――
- コロナウイルスに対して重要な420個の現代人の遺伝子
(その他の病原体に対しては重要でない)
- 世界26地域の何千人ものゲノムで、それらの遺伝子を比較した結果――
- 東アジアの集団では、大昔にコロナウイルスに対して変異を起こしてた
- 期間は2万年前~2万5000年前の間
- 420個中42個の遺伝子でそれを確認
- ――以上のように推定されたよ。
- 2万年以上前のご先祖様たちもコロナウイルスの流行に苦しんでいたのかな。
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