- 答えは、骨は生きた細胞からなる生体組織だから。
- 骨は臓器や皮膚・筋肉を支えてる。
- 高層ビルを支える鉄筋コンクリートみたいなイメージ?
- だからなのか、骨折しても骨が勝手に自己修復するのは不思議な感じするね。
- 骨を構成しているのは、骨基質と骨細胞。(成人では骨全量で10~12kgある)
- 骨基質は、タンパク質であるコラーゲン、ミネラルのリン酸カルシウム。
- 骨細胞は、造骨細胞と破骨細胞。
- 骨の自己修復は2種類の骨細胞の働きが肝心。
- 毎日、破骨細胞が骨の一部を溶かし、造骨細胞が骨を再作成してる。
- (骨の新陳代謝を行ってる)
- その量は意外に多く、1週間で全身の骨の5%以上が新しいものになってる。
- (つまり外見上は変わらないまま、ほぼ1年で全身の骨が作り替えられている)
- このため骨折しても、骨折部位を接合しておけばよし!
- 骨折部の造骨細胞が活発になって、骨組織を再作成・修復するよ。
- 修復期間は早くて2週間(肋骨など)、遅くても3~4か月(脚の骨)
- この修復のしくみは、皮膚をケガしたときの修復・再生と基本的には同じね。
- 骨はコンクリートじゃなくて、生きた細胞からなる生体組織。
- だから、骨折しても治っちゃうってわけね!(すごいよね!)
- ちなみに、宇宙に1週間以上滞在すると、骨がやせることがわかってる。
- 理由は、造骨細胞は重力によって生じる骨への圧力や振動で活発化するから。
- (宇宙飛行士の人とか、無重力の宇宙では骨に圧力がかかりにくいもんね)
- 骨を強くするためには、地球上でたくさん歩く、たくさん走ることがだいじ。
- 他にも歯並びが悪い場合、歯を支えている顎の骨は半月くらいで作り替わる。
- 歯の位置を矯正するよう力を加えると、歯を受け入れる骨の穴の位置が移動。
- 半年~1年くらいでキレイな歯並びになるよ。
- 子供時代にたくさん運動して、よく噛んで食べる。
- すると、骨も歯も健康になって、大人になったとき強い身体になるんだね。
コメントしてね!