月が大きく見えたり小さく見えたりするのなんで?

天文
  • 答えは、1日の変化は目の錯覚、1か月の変化は実際に距離が変わっているよ。
今日の月は大きく見える? それとも小さく見える?

  • 夜になると月が出て、日や時間帯によって大きく見えたり小さく見えたり。
  • その理由は、1日の変化と1か月の変化の二つに分けられる。
  • まずは、1日の変化から。
  • 地平線から昇ってくる月は大きく見えて、真上にある月は小さく見えるよね。
  • これは一言で言っちゃうと「目の錯覚」(「月の錯視」「Moon illusion」)
  • なぜなら、地球と月の距離は1日で大きく変化しないから。
  • 錯覚にもいろんなものがあるんだけど、ここでは「エビングハウス錯視」ね。
  • これは「周囲との大きさの比較」によって起こる。
  • 月は地平線の近くにあるとき、建物や山によって囲まれている。
  • だから、それらとの比較によって大きく見えてしまうことがあるんだ!
  • つぎに、1か月の変化。
  • 月は地球の周りを約1か月かけて回っているよ。
  • このとき、月は完全な円軌道じゃなくて少し歪んだ「楕円軌道」で回ってる。
  • つまり、地球上の私たちから遠ざかったり近づいたりしているんだ。
  • そのため、約1か月においては、見かけの大きさが実際に変化しているのね!

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