- 答えは「リーダーシップ」「フォロワー」「カニ」
みんながリーダーシップを発揮できたらいいよね
- グループの中で「よく働く人」っているよね。
- 「先生から頼まれた」とか「周りから期待されてる」だとか。
- そういうのは役割によるもの。
- 「委員長」とか「生き物係」みたいな。俄然やる気になる人いるよね。
- 一方、役割が与えられていなくても、自分から進んで動く人も。
- これを心理学では「リーダーシップ」と呼んでいるよ。
- 「グループ全体のことを考えて、みんなをよくしたい!」
- 「こんなことができたらいいな!」
- そんな希望を持って、周りを引っ張っていくことを指しているんだ。
- まじめで責任感が強い人は、指示されたり、決まりがあれば普通に働くよね。
- でも、自分ではしたいことがないから、進んで周りに声をかけるのは苦手。
- これは「フォロワー」と呼ばれているよ。
- また、せっかくグループになっても、何もしない人も出てくるね。
- これはアリの世界でも同じで、必ず働かないアリが出てくる。
- 全員が全員一生懸命頑張れるわけじゃない。それも集団の特徴なんだ。
- さらに困ったことに、周りの足を引っ張ってしまう人も……。
- カニをカゴに入れると、そこから逃げ出すために仲間の足を引っ張り合う。
- これに見立てて「カニ思考」って呼ばれてる。
- 他人をやっかんで邪魔したり、嫉妬したりする気持ち。
- それがカニ思考の原因なんだ。
- リーダーシップ……グループ全体のことを考え、周りを引っ張っていく。
- フォロワー…………言われたらやる。まじめで責任感が強い。
- カニ…………………やっかみや嫉妬から周りの足を引っ張る。
- 集団では足を引っ張るカニ思考より、周りを引っ張るリーダーシップが大事。
- 周りから嫌われたり、浮いてしまう不安は当然誰でもあると思うの。
- でも、それを乗り越えて全体をリードしていく。
- それが自分の強みや自信のもとになる。
- 認められたいって気持ちも満たされる。
- カニ思考で狭くなり、リーダーシップで大きく広がる、それが人の心。
- 小学校、中学校、高校、大学、あるいは会社――
- その場所にいるのは一時的なことで、一生そこにいることはほとんどない。
- だったら次の場所のための練習だと思って、失敗を恐れずリーダーシップ。
- ……そう思うんだけど、なかなか勇気が出せない私がここにもいるよ。
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