- 答えは、状況に応じて腹式呼吸と胸式呼吸を変えているよ。
腹式呼吸かつ鼻呼吸が体にいい! ……らしい。
- 普段、私たちは腹式呼吸と胸式呼吸が自然に混ざり合った呼吸をしてる。
- どちらも、息を吸って肺に送り、息を吐いて肺から空気を出してる。
- なら、この2つは一体何が違うんだろうね?
- それは、呼吸をするときに使われている筋肉(呼吸筋)!
- 呼吸筋の代表的なものは、横隔膜と外肋間筋ね。
- じつは、肺そのものは筋肉じゃない。
- だから、自分で大きくなったり小さくなったりできない。
- そこで、胸の部分(胸郭)を囲んでいる呼吸筋を使う。
- 呼吸筋を使って間接的に肺の大きさを変え、空気の出し入れを行うわけね。
- 横隔膜は、胸郭の底面にドーム状についてる筋肉。
- 息を吸うときにはこのドームの形が平坦化しながら下降してお腹が膨らむ。
- この横隔膜の運動を主とする呼吸が「腹式呼吸」
- 一方、外肋間筋が収縮すると胸郭が引き上げられ、肩の上下運動が起こる。
- こうした胸郭の上昇による呼吸を「胸式呼吸」というよ。
- 腹式呼吸では、深い呼吸ができて、体内へたくさん酸素の取り込める。
- よって、血液の循環を促し、内臓の動きも活発になる。
- 自律神経のバランスを整える効果もあるんだって。
- 一方、胸式呼吸では比較的浅い呼吸しかできない。
- でも、意識的に呼吸パターンを変えるとき、素早く呼吸を調節できる。
- 例えば、会話をしたり、楽器を吹いたりするときなんかね。
- 胸式呼吸は無意識のうちに起きることもある。
- 緊張したり興奮したりすると、過呼吸になることがあるよね。
- ヒトや動物の呼吸は基本的には腹式呼吸がメインになってる。
- でも、状況に応じて腹式呼吸と胸式呼吸のバランスを変えて呼吸をしてる。
- なぜ2つの呼吸方式がなぜ人間に備わっているの? どう使い分けてるの?
- ……じつは、詳しくはよくわかってない。
- これからの研究に期待だね!
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