- 答えは、これまでは鳥類との競争に負けたって思われてたんだけど実は……
……まさかお前が敵になるとはな、我が同胞よ!!!
- 恐竜時代の空の主役といえば……そう翼竜類!
- 彼らは一億年以上にわたって世界中で大繁栄したんだ。
- その歴史を簡単にまとめると――
- 初期のころには小型の翼竜類が多かった。
- その後、大型の翼竜類が増えていった。
- やがて、小型の翼竜類が姿を消していく。
- この理由として――
「小型の翼竜類は恐竜時代の途中から登場した鳥類との競争に負けたのでは?」
- ――と、考えられてきたんだ。
- しかし、ポーツマス大学のロイ・E・スミス博士たちによって新たな仮説が!?
- 博士たちは、モロッコで産出した400点以上の翼竜化石を調べてみた。
- ――と、これまで「小型の翼竜かもしれない」って思われていた化石……
- 実は「大型の翼竜類の未成熟で小さな個体」(大型の翼竜類の子供)だった!
- つまり――
「大型の翼竜類の子供が小型の翼竜類の代わりに生態系の一部を占めていた……?」
- ――って、考えられそうだよね。
- 大型の翼竜類の子供たちが、小型の翼竜類と獲物を奪い合った。
- 結果「小型の翼竜類が姿を消してしまった……」って仮説が立つわけね!
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