- 答えは、ハサミは紙の繊維一本一本を切っているから。
ふっ、それは、ハサミだからさ……
- ハサミは金属などの2枚の刃がピッタリ重なってすれ違うようになっている。
- 紙をはさんで刃を動かすと、刃先の1か所に力がかかって断ち切るしくみ。
- 一方、手で切るときは、紙を指ではさんで上下や左右に動かす。
- すると、ものの一部分に引っぱる力が加えられる。
- そして、ものがその力に耐えられなくなると、引きちぎれることになる。
- で、ほとんどの紙は木や草から取り出した繊維が絡まりあってできている。
- 繊維が多く集まっている部分は強く、まばらな部分は弱くなる。
- ハサミは「繊維の一本一本を揃って一列に切る」
- そのため、切り口はまっすぐきれいになる。
- 他方、手で切ると、紙の弱い部分が先にちぎれ、強い部分が残る。
- すると、切り口はギザギザになってしまうわけね。
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