第2の月「ミニムーン」が地球の周りを回ってるってなんで?

天文
  • 答えは、2020年2月に小惑星「2020 CD3」が発見されたよ。
え、私のことじゃない?

  • 第2の「月」といってもいいような、小天体。
  • 一時的に地球の周りを回っていたことが明らかになったよ!
  • それは、2020年2月に発見された小惑星「2020 CD3」
  • この小惑星はカタリナ・スカイ・サーベイによって発見されたんだ。
  • (カタリナ・スカイ・サーベイはアメリカのアリゾナ大学で実施してる)
  • (地球に接近してくる地球近傍天体―NEO―を発見・追跡するプロジェクト)
  • 2020 CD3の大きさは推定直径2~3.5m。
  • 衛星は一般的に――
  • 惑星、準惑星、太陽系小天体を周回する
  • 人工物ではなく、リングを構成するような氷や岩石、ダストでもない天体
  • ――とされてるね。
  • 2020 CD3はこの特徴に当てはまったんだけど、第2の月というには小さすぎる。
  • なので「ミニムーン」って呼ぶのがピッタリな感じ!
こんなにおっきくないんだにゃ~

  • 発見された当時は、地球から30万kmの位置にあった。
  • (これは地球と月との距離38万kmよりも近い!)
  • さらに、2020 CD3の軌道図を見るとランダムに動いているように見えるんだ。
  • (地球の極方向を通過する軌道も。月は一定の軌道を周回するのにね)
  • この2020 CD3、実は少なくとも3年あまり地球の周りを回ってたんだって!?
  • とはいえ、残念ながら2020年5月頃に地球の周回軌道から外れちゃった……。
  • でも、また地球の重力に捕らえられる可能性もあるんだって!
  • ……てか、地球に落下するってことはないのかな?
  • その確率、なんと今後100年間で3%!? まあ、決して高くはない感じ……?
  • それに落下しても、流れ星として観測されるサイズの天体だからね。
  • 地球に惨事をもたらす恐れはほとんどないんだって! よかったね!
  • じつはこうした小天体が地球の重力に捕らえられることは珍しくない。
  • 2006年にも小惑星2006 RH120が地球を周回してたことがあるんだって。

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