- 答えは、渡り鳥の渡りのワザは父から子へ伝えられている可能性が高いよ。
わざマシン、セット!
- 渡りのワザとは!? 鳥が集団で生息地を移動することだよねー。
- 繁殖地と越冬地の間を行ったり来たりするよ。
- 多くの鳥類がこの「渡り」をすることはよく知られてる。
- でも、若い個体がどのようにして渡りのワザを学ぶのか。
- ずっと謎のままだったんだ。
- そこでフィンランドはヘルシンキ大学などの研究グループが調べてみた。
- すると渡り鳥のオニアジサシは、父親が重要な役割を果たしてた!?
- オニアジサシの渡りは、北欧の繁殖地とアフリカの越冬地の間を移動する。
- 研究グループは31個体のオニアジサシにGPSを装着、渡りの様子を記録した。
- 結果――
- 実の父、あるいは養父が子である若鳥を連れて渡りをしていた。
- 渡りの際には子は常に父と一緒だけど越冬地では別行動が多くなった。
- 単独の成鳥は、若鳥を連れた成鳥よりも早く移動してた。
- 渡りの初期に父とはぐれた若鳥4羽はすべて命を落としていた。
- 若鳥は成長すると、父と一緒に移動したルートを忠実に守っていた。
- これらのことから、渡りのワザは父から子へと伝えられている可能性が高い!
- ――ってわかったんだって。
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