- 答えは、1990年代に比べてスズメは約34%、ツバメは約40%減少してるよ。
わたしはここにいるよ
- 2021年10月に約20年ぶりに刊行された「全国鳥類繁殖分布調査報告」
- そこで明らかとなった事実!
- なんと1990年代に比べてスズメは約34%、ツバメは約40%減少していた!?
前回調査(1997-2002年) | 今回調査(2016-2021年) | |
日本のスズメ | 3万1159羽 | 2万627羽 |
日本のツバメ | 1万4978羽 | 8987羽 |
- スズメやツバメは、水田などのある上空が開けた場所を好むよ。
- だから「農村部が都市化することによって減少した?」って思われたんだ。
- でも意外なことに「都市部よりも農地の割合が高いほど減少率は大きかった!?」
- なぜそんなにもスズメやツバメは減ってしまったんだろうね?
- スズメやツバメは、住宅の軒下などに巣を作る。
- そして近くの農地や神社・お寺などの緑地で植物の種や虫をとって食べてる。
- しかし近年では軒のない真四角の住宅が増えて、緑地が減っている。
- そのため、巣作りやエサの確保が難しくなっているんだね。
- じつはムクドリも前回の調査から約36%減少してる。農村部で減っている。
- でも逆に都市部では大群で巣を作るようになっている。
- もって糞害や鳴き声の騒音が問題になっている。
- スズメやツバメが農村部で減少した原因については特定の農薬の影響が?
- 農薬の影響によって、農地でエサとなる虫が減っているって。
- 近年のミツバチの大量死も、この農薬が関係してるって予測されてる。
- 海外ではこの農薬の規制が進んでる。日本でも対応が検討されている。
- 昔はたくさんいたスズメやツバメが減っているのは心配だよね。
- 調査員の人たちが調べてくれてわかったんだから、なんとかしたいね。
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