- 答えは、徳島県では近年恐竜の化石が続々と発見されているよ。
え、どこから来たかって? 徳島ですが何か?
- 近年、北海道から鹿児島まで日本各地で恐竜化石の発見が相次いでいるよ。
- とくに徳島県ね!
- 1994年、県東部の勝浦町で四国初となる恐竜化石が見つかった。
- 2016年にも新たな恐竜化石が発見された。
- こうした発見を受けて、徳島県立博物館を中心に発掘調査が進められてる。
- 例えば、2019年秋から冬にも本格的な発掘調査があったんだ。
- そのときには「肉食恐竜の完全な歯の化石」が発見されたと話題になった。
- 勝浦町で発見された肉食恐竜の歯化石は、高さ約4cm、幅約1.5cmの大きさ。
- ポイントは「保存状態の良さ」で歯の前後にギザギザがちゃんと残ってた!
- このギザギザは「鋸歯」と呼ばれる小さな凹凸構造がならんだもの。
- これは「肉を切り裂く」のに役立つ構造だよ。
- まるでステーキナイフのように肉を切ることができるんだね。
私と同じ構造とは……やりますね、肉食恐竜の皆さん!
- 鋸歯があるってことはすなわちこの歯が肉食性の恐竜のものだという証拠!
- 徳島県立博物館では「歯のサイズだけから全長は推定できない」
- しかし「中型以上の肉食恐竜と考えられる」って!
- これより過去に発見された勝浦町産の恐竜化石はいずれも植物食恐竜のもの。
- これが「初の肉食恐竜の化石」ってなったわけね!
- 勝浦町の恐竜化石を含む地層は約1億3000万年前(中生代白亜紀前期)のもの。
- 日本国内の恐竜化石産地としては、最も古いものの一つなんだ。
- このことは、日本における恐竜の歴史を知ることに大いに関係してきそう……。
- 徳島県における恐竜研究はまだ始まったばかり。
- 2021年3月には獣脚類の肉食恐竜と推定される肢骨の化石も見つかったって。
- 恐竜好きは今後も徳島県を要チェックね!
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