山椒を食べると口の中がピリッとするのはなんで?

化学
  • 答えは、サンショオールという辛み成分が含まれているから。
ピリッ! そのしびれがクセになる!

  • 「山椒は小粒でもぴりりと辛い」っていうことわざがあるよね。
  • 山椒の実は小さくてもとっても辛い!
  • そこから「体は小さくても才能や力量に優れ、侮れないこと」のたとえだよ。
  • この、山椒を食べたときに感じる辛みとともにくるぴりり!
  • なんだかしびれたような感じがするね。
  • これは山椒に含まれるサンショオールという辛み成分のため。
  • 辛味は、舌にある味蕾で感じられる味覚とは違ってる。
    (味蕾で感じる味覚とは、甘味・苦味・酸味・塩味・うま味)
  • 辛味は、舌や口腔の感覚神経を活性化する。
  • それにより、痛み(痛覚)や温度感覚として脳に伝えられるんだ。
  • 灼熱感と同時に痛みを感じる辛味成分には唐辛子のカプサイシンなんかも。
  • サンショオールも同じような刺激によって辛味が感じられるんだ。
  • さらに、サンショオールが作用するのは痛覚だけじゃない!
  • 触覚に分類される感覚神経も活性化して局所麻酔作用を生じる。
  • そのため、ぴりりとしびれる独特の辛味を感じるってわけ!
  • サンショオールは山椒の実の皮(果皮)に多く含まれている。
  • でも果皮に包まれている種子には芳香も辛味も感じられない。
  • 侮れないのは粒(種子)じゃなくて皮(果皮)ってわけね!

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