小さな甲殻類が海のミツバチに!?ってなんで?

生物
  • 答えは、ミツバチのように海の中にも海藻の生殖細胞を運ぶ動物がいるよ。
海のミツバチ!?

  • ミツバチが花の花粉を運ぶのは有名な話だよね~。
  • じゃあ、海の中の海藻(藻類)は?
  • イネやスギの花粉は風で運ばれる。
  • 海藻では「配偶子」と呼ばれる生殖細胞が水流で運ばれて受精する――
  • と、これまで考えられてきたんだ。
  • ところが近年「海草(被子植物)で花粉を運ぶ動物が見つかった!?」
  • では「同じ海に生える海藻にも生殖細胞を運ぶ動物が存在するかも?」
  • このほど、小さな甲殻類が紅藻の生殖細胞を運ぶことが発見されたんだって!
    (フランスのソルボンヌ大学などの研究グループによる発見)
  • 研究グループは気づいた。
  • 「ある種の紅藻類の海藻に小さな甲殻類がたくさん棲んでいる!」
  • そこで水槽を使って、それら紅藻と甲殻類について一連の実験を行った。
  • と、紅藻のオスの生殖細胞が甲殻類の体にくっついてメスの生殖細胞へ!
  • 運ばれた結果、受精の成功率が劇的に高まることがわかったんだって。
  • まるで、陸上で花から花へと花粉を運ぶミツバチみたいに。
  • 海の中にも海藻の生殖細胞を運んでいる動物が、他にもいるかもしれないね!

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