太陽に黒点ができるのはなんで?

天文
  • 答えは、強い磁石の力が熱や光を遮るから。
真っ赤に燃えた太陽だから

  • 太陽って、大きな望遠鏡で観察すると、ほくろのような黒い点があるよね。
  • それが「黒点こくてん」――黒く見えるのは温度が低いからなんだ。
  • 太陽は約6000℃もある高温でまぶしい星。
  • でも、黒点は約4500℃しかない。まあ、4500℃でも充分高温だよね。
  • だから、黒点だけ取り出して夜空においたら、きっと明るく見えるはず。
  • けど、まぶしい太陽の表面にあると、そこだけ暗く見えちゃうんだ。
  • じゃあ、なんで黒点は温度が低いの? って話。
  • 黒点ができるしくみは太陽の磁場と関係がある、って考えられているよ。
  • 磁場とは、磁石の性質を持った場所。
  • 棒磁石に砂鉄をまくとループ状に模様ができるよね。
  • このループ状の線は磁力線といって、磁場があるところにできるんだ。
  • じつは黒点をX線で見てみると、同じ模様が見える。
  • この黒点の磁場は太陽表面より何百倍、何千倍も強い力を持ってる。
  • 強い磁場は、太陽内部でつくられた熱や光が表面に上がるのを邪魔する。
  • この性質のため、そこだけ温度が下がって、黒点となるんだ。

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