マメガムシはカエルに食べられても大丈夫ってなんで?

生物
  • 答えは、お尻の穴から脱出するよ。
  • マメガムシは水棲昆虫の一種。
  • カエル類に食べられても、お尻の穴から脱出するよ!
  • こんな脱出方法が確認されたのは、世界で初めてなんだって!
  • (なんか、漫画みたいな話だよね!)
  • 研究によれば、マメガムシがトノサマガエルに飲み込まれる。
    (神戸大学の杉浦真治博士の研究)
  • ――と、総排出腔(お尻の穴)から、フンと一緒に生きて出てきた!
  • その生還率はなんと90%以上!
  • トノサマガエル以外のカエル類に捕食されても、総排出腔から脱出できた!
  • 一方、マメガムシの近縁の水棲昆虫はダメだった……。
    (飲み込まれた後、すべてが死んで排泄されたんだ)
  • トノサマガエルは飲み込んだエサを平均50時間で排泄する。
  • でも、マメガムシは平均1.6時間で排出された。
  • カエルの総排出腔は筋肉で固く閉じられてる。
  • だから、マメガムシが自力でこじあけるのは難しそう。
  • また、マメガムシの脚をワックスで固めると生きて脱出できなかった。
  • つまり、マメガムシは脚や体を使ってカエルの体内を素早く移動。
  • 何らかの刺激をカエルに与えて、排泄を促しているみたいだね。

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