- 答えは、視覚と嗅覚が影響を及ぼし合うクロスモーダル現象のため。
- 香りをかぎながら映像の動きを見る。
- ――と、香りの種類によって動きの速さの感じ方が違う!?
- 心理学実験やfMRIを使った実験でそのことが明らかに!
- (情報通信研究機構 未来ICT研究所による研究)
- (fMRI:脳の活動状態を調べる装置)
- 実験方法は――
- 実験参加者に小さくて白い、動く点を見てもらう。
- そのとき、香りによって動きの速さの感じ方がどう変わるか回答してもらう。
- さらにfMRIで脳の活動状態を調べる。
- 結果は――
- 同じ速さで動く点でもレモンの香りでは遅く、バニラの香りでは速く感じた。
- 香りの種類によって脳の視覚野の活動が変化していた。
- これは、異なる感覚が影響を及ぼし合うクロスモーダル現象のため。
- ただ、なぜ香りで映像のスピード感が変わるのかは、まだよくわかってない。
- でも、この知見はヒトが脳で情報を処理するしくみの解明に役立ちそう。
- そしたらVRとかエンターテインメントへの応用も期待しちゃう!
- (香りで「加速装置!」できるVRゲームとか面白そうだよね~)
- (てか、自由研究とかに応用できそうじゃね、これ?)
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