ガラスやビニールみたいな透明の材料が作れるのはなんで?
ガラスやビニールみたいな透明の材料が作れるのはなんで?
- 答えは、光をほぼすべて通す素材を均一に固めてる。
- 透明な材料をつくる上で大切なことは、大きく2つある。
- まず、1.の私たちが目で感じている光についてだね。
- 目で見ることのできる光には「紫、青、緑、黄、オレンジ、赤色」がある。
- こういった目で見ることのできる光がほとんど「通り抜ける」こと。
- それが私たちにとって「透明」ということなんだ。
- 例えば、赤色の透明な下敷きがあるよね。
- 赤色の光はよく通すけど、それ以外の光は通しにくい。
- だから赤く透明に見える!
- つまり、赤色以外の光を吸収して通さなくなるものが混ぜられているんだ。
- 混ぜものがなければ、ガラスやビニールは目で見える光をほぼすべて通す。
- つまり、透明に見える! ってわけね。
- つぎは、2.の光が進む方向について。
- 例えば、虫メガネは光の進む方向を変えることができる。
- これには虫メガネの「丸い面」が関係してる。
- 光はこの「丸い面」に向かって進むとき面の向きによって曲げられてしまう。
- 大きな氷は透明だけど、かき氷にすると白っぽくなるね。
- 氷を砕いて細かくすると、氷の粒の表面に凸凹がたくさんできる。
- 凹凸により光がいろんな向きに曲げられてまっすぐ進まなくなる。
- だから透明でなくなる!
- つまり「光の進む向きが曲げられる原因」をなくせば透明なものになる!
- では実際にどのようにしてガラスやビニールのような材料をつくるのか?
- まずは材料の素の温度を上げて溶かすことから始まる。
- 溶かすとはちみつのようなドロ~ッとした透明な液に。
- これを冷やす途中、シートやコップといった望みの形に変えて固める。
- すると、連続して均一で、光が曲がる面を含まないもの。
- つまり「透明なもの」をつくることができるよ!
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