- 答えは、藻類は生物と共生、光合成で生じる酸素や栄養分を宿主へと送るよ。
わ、私の脳内で一体何が……!?
- サンゴやイソギンチャクやサンショウウオの仲間や――
- 藻類は自然界で多くの生き物と共生してる。
- そして「光合成で生じる酸素や栄養分を宿主へと送る」
- この藻類を使って人工的にオタマジャクシの脳に酸素を送る――
- そんな実験に成功したんだって!?
- (ドイツはルートヴィヒ・マクシミリアン大学の研究グループによる実験)
- まず、アフリカツメガエルのオタマジャクシの心臓に藻類を注入。
- オタマジャクシの心臓が動くたび、藻類は血管を通って脳に到達する。
- 半透明だったオタマジャクシは緑色に!?
- そしてこのとき、オタマジャクシに光を当てる。
- ――と、藻類が光合成をして、近くの細胞に酸素を送り出した!
- 次に、実験的にオタマジャクシの脳を酸欠状態にして脳神経の働きを止めた。
- それからオタマジャクシの頭に光を照射。
- ――と、藻類から出る酸素によって15~20分で神経細胞が活動を再開!
- これは脳に酸素を送る従来の方法の約二倍の速さだった。
- 「この成果は脳卒中、水中や高地など酸欠で生じる症状の治療につながる!」
- って、期待されているよ!
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