- 答えは、捕食者などの天敵から身を守るため。
つのだせ、やりだせ、めだまだせ〜!
- イモムシといえばチョウやガの幼虫だよね。
- チョウの幼虫の中には、頭に一対の硬い角を持つものがいる。
- いったい何のために角をを持っているんだろうね?
- 近畿大学農学部の研究グループがこの謎の解明に挑戦したよ!
- 研究グループは、幼虫のときに硬い角を持つゴマダラチョウを調査。
- 頭にある角の役割を解明する研究に取り組んだんだ。
- 『角は捕食者などの天敵から身を守るために使っているのでは?』
- 仮説を立てて、長期間の野外調査を実施。
- ――と、ゴマダラチョウの幼虫にとって天敵はアシナガバチ類だった!
- つぎに以下のような三つの幼虫を準備――
- 角なし幼虫……実験的に角を取り除いた幼虫
- 角接着幼虫……角を取り除いた上で他の個体の角を接着した幼虫
- 角あり幼虫……角をそのままにしたふつうの幼虫
- アシナガバチに襲われたときにどれだけ身を守れるかを比較した結果――
- 角あり幼虫……防御率80%
- 角接着幼虫……防御率66.7%
- 角なし幼虫……防御率7.1%
- 明らかに角なし幼虫だけ防御率が低かった!
- アシナガバチは後ろから幼虫の首に噛みつく!
- その攻撃を角を持つことで防ぎ、身を守る確率を高めているみたいね!
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