- 答えは、物理学や化学全体の発展に大きく貢献した偉大な科学者だから。
- マイケル・ファラデーは19世紀前半に活躍した科学者だよ。
- 電気分解の現象を説明する理論の中で「イオン」って言葉を使って広めた。
- (イオンは電荷を帯びた原子や原子のかたまり、物質の状態を指す呼び名)
- 1800年、ボルタ電池が発明され、電気に関わる現象の研究は急速に進んだ。
- ファラデーはその中心的な役割を果たした一人なんだ。
- 当時、電気エネルギーで物質を分解する「電気分解」の技術が生まれた。
- これによってさまざまな物質が発見されていった。
- 電気分解は最初、プラスマイナスの引き合う力で起きるって考えられた。
- でもファラデーは、何らかの電気を帯びたものが移動すると考えた。
- そしてこれを「イオン」と名付けたんだ。
- (マイナス極に移動する陽イオン、プラス極に移動する陰イオン)
- (イオンの他、電極もファラデーが使って広まった言葉なんだよ)
- ファラデーは貧困のためわずかな教育しか受けなかった。
- それでもベンゼンの発見や電磁誘導の法則化をはじめとする業績を上げた。
- そして晩年まで一般市民に化学を伝える努力を続けたんだ。
- 平和主義者としても有名。その講演をまとめた『ロウソクの科学』も有名。
- 『ロウソクの科学』は、ノーベル賞受賞者の人とかにも影響を与えてるね。
- (解説書とかもいっぱいあるみたい。そのうち一冊くらい読んでおきたいな)
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