ふせんが貼ったりはがしたりできるのはなんで?

化学
  • 答えは、のりの形にヒミツがあるよ。
  • じつは、ふせんに使われる「のり」の成分は普通の接着剤と同じもの。
  • でも、形状に工夫がされているんだ。
  • 顕微鏡で拡大して見ると、とても小さな球状のものが並んでいるのがわかる。
  • これが、ふせんの「のり」の正体!
  • 普段は球状のこの「のり」が、貼るときに押すとつぶれて平たくなる。
  • すると接着する面積が増えて、くっつきやすくなる。
  • さらにこの「のり」は、はがすと元の球状に戻る性質がある。
  • この性質によって、貼ったりはがしたりできるんだ。
  • この球状の「のり」には「分子間力」も働いている。
  • (分子間力は、分子と分子の間に働く引き合う力のこと)
  • (ファンデルワールス力とも呼ばれているよ)
  • この分子間力は、ヤモリが壁に貼りついて動けるしくみと同じ。
  • ヤモリの足の裏に密生する細かい毛が分子間力を生んで、貼りつくんだよ。
  • 普段何気なく使っているふせんも、じつは深い技術が使われているんだね。
  • (私はヤモリ見たことない。どこにいるんだろうね。13区?)
  • (たしかイモリって奴もいるんだよね。何が違うんだろう?)

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