- 『お金で騙す人 お金に騙される人:「金融・経済」詐欺の事件簿』よむかも。
- 著者:ベン・カールソン 翻訳:岡本千晶 出版社:原書房
- 定価:2500円+税 発売日:2021年3月18日 単行本:280ページ
- ISBN-10:4562058765 ISBN-13:978-4562058761
- 騙されるのって快・感! ……ミステリー小説や映画のトリックとかならね。
- 本当に騙されるのが好きって人はたぶん誰もいないはず(……だよね?)
- この本は、資産運用の専門家が「金融詐欺」について多様な事例を紹介する。
- 「詐欺にご用心!」って、いろんなところで言われてる。
- (振り込みや支払いのときとかたまに煩わしいくらいね)
- なのに、なんで詐欺にひっかかる人が後を絶たないんだろーね?
- しかも警戒心が薄い人ばかりじゃない。
- 十分な経験や分別のある人たちがあっさりペテン師に騙されたりする。
- 近年だとセラノス事件とかね。バイデン氏もセラノス称賛してたよね。
- (セラノスは米国のベンチャー企業。実体のない先進技術で投資家を騙した)
- なぜ人は騙されるのか?
- 「欲」
- まさにその一文字に尽きる。
- なぜ人は騙すのか?
- 元々騙すことを目的とした悪人
- 自分もそれが正しいと信じて人に勧めた結果、騙してしまう善人
- もちろん悪いのは前者だけど、圧倒的にたちが悪いのは後者の方。
- 人のみならず外部環境も詐欺の一助となる場合も。
- それは、正当な取引と詐欺との間に大きなグレーゾーンがある状況。
- 例えばバブル時なんかはリアルタイムでのその識別が難しい。
- だから一般論として理解してても陥穽にはまる恐れがある。
- (さっきのセラノス事件とかもたぶん似た状況だったんじゃないかな?)
- 「詐欺の可能性を示すサイン」もピックアップされてるって。
- (騙されないための具体的なヒントになりそな予感)
- 紹介されるのは欧米の事例中心で、世界的著名人が騙される。
- そのあたり面白く読めそうだって。
- (人の不幸は蜜の味的な面白さもありそな予感)
- (でも結局は「堅実が一番です」って結論に至りそな予感)
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