- 『むかしむかしあるところに、哲学者がやってきた。』よむかも。
- 著者:小川仁志 イラスト:おほしんたろう 昔話脚本:谷口崇
- 出版社:高橋書店 定価:1400円+税 発売日:2021年1月27日
- 単行本:240ページ ISBN-10:4471191314 ISBN-13:978-4471191313
- この本は、日本一おもしろい哲学入門書だって。
- (いや、たしかに面白そうだし)
- たとえば、昔話「桃太郎」で――
- 「流れてきた桃は誰のものなのか」 ⇒ ロック :「所有権」
- 「桃太郎はなぜ鬼退治に行くのか」 ⇒ サルトル:「実存主義」
- 「鬼ヶ島の鬼は本当に悪だろうか」 ⇒ デカルト:「方法的懐疑」
- 問いを設定して、それぞれ哲学を用いながら漫画と文で解説するって。
- (たしか芥川桃太郎でも似たよなテーマあったよーな。面白かったよーな)
- ユニークな構成だよね。
- (著者の人は、Eテレなどで活躍するれっきとした哲学者なんだとか)
- 他にも、浦島太郎、鶴の恩返し、かぐや姫など。
- カントの実践理性、デューイの道具主義、カイヨワの遊びなどなど。
- 古今東西36の哲学がすとんと収まって楽しめる。
- (多少強引な漫画もあるけれど、そこはご愛敬なんだって)
- 哲学者の個性や葛藤が仮想自己紹介により浮かび上がる趣向うまし。
- 各人のキーワードとその要点がラクラク頭に入ってくる。
- 哲学アレルギーでもだいじょーぶ。
- (これは、ふつうに面白そう。まじよむかも)
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