- 答えは、野生のヒゲオマキザルは3000年以上前から石器を使っていたよ。
石器はヒトだけの物じゃないんだし
- 人類の石器利用の歴史は260万年以上前にさかのぼる。
- 時代ごとの石器の変化を調べると、ヒトの行動の進化を知ることができる。
- じつは、チンパンジーやカラスなども木の実を割るときなど石を使う。
- けど、動物の使う石器がどう変化してきたかはあまりわかってなかったんだ。
- そんな中、オマキザルの石器利用の歴史を解析した研究結果があるよ。
（ブラジル・サンパウロ大学などの研究チームによる） - 4つの地層から発掘された122個のハンマー石や台石などの石器を解析――
- すると、その歴史は3000年前にさかのぼると推測できた！
- 初期の石器は小型だった。
- 2400年～300年前には、より大きく重い石器も使われるようになったんだって。
- 最近では、再び小型の石器ブーム？ カシューナッツなどを割ってるよ。
- 以上のことから、野生のヒゲオマキザルは3000年以上前から石器を作ってた！
- そして、その技は代々受け継がれながら、時代とともに変化してきた！
- ――ってことが示されたわけね！
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