アムピクスの化石が一列に並んで発見されるのはなんで?

生物
  • 答えは、一列縦隊の集団行動をしてたのかも?
三葉虫を知ってるかい?

  • 三葉虫類といえば、古生代を代表する節足動物だよね!
    (古生代は約5億4100万年前~約2億5200万年前だよ)
  • なんと合計一万種を超えるといわれ、さまざまな姿をした種がいたんだ。
  • その中に――はい、いました「アムピクス・プリスクス(Ampyx priscus)」
  • その体は1cmほどの大きさで。
  • 先端から前方へ長さ2cmほどの細いトゲ、体の両脇から後方へ2cmほどのトゲ。
  • トゲ・トゲ・トゲ! でも、眼はなかったっていうね。
  • そんなアムピクスの化石なんだけど「一列に並んで」発見されることが多い。
  • 多いときには10個体以上が一列に並んでいることも!?
  • って、なんで!? 謎過ぎるよね!?
  • これまで、それは「トンネルを進んできたんじゃね?」って考えられてきた。
  • でも、近年の研究では別の仮説も登場してる。
  • それすなわち「一列縦隊で集団行動してたんじゃね?」って!?
    (フランス・リヨン大学のジャン・バニエ博士たちによる)
  • その根拠とは――
  • アムピクスの化石の周りには「トンネルの痕跡」が見当たらない!
  • アムピクスには眼がない!
  • つまり、「トゲを使って仲間の位置を把握して一列になって移動してた?」
  • この仮説が正しいのか……検証を重ねて早くわかるといいね(ワクワク!)

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