- 答えは、種類がわからないまま飼育・展示されている生物が実は新種かも。
let’s find me!
- 生物は一見、同じ種類に見えても、少しの違いで別種とされることがある。
- 生物の種類を判定することは決して簡単じゃない。
- 水族館では日々多くの生物が搬入される。
- 中には種類がわからないまま飼育・展示される生物も……
- そんな生物を詳しく調べてみたら「実は新種だった!?」なんてことも。
- 例えば、沖縄美ら海水族館で15年間飼育されてきたイソギンチャク――
- ヤツバカワリギンチャク科の一種であることはわかってたんだけど――
- 属や種の特定まではできていなかったんだ。
- (イソギンチャクは特に外見だけでの判定は不可能といわれているよ)
- (その種類を判定するには専門家が特殊な分析を行う必要があるんだ)
- そこで研究グループがこの沖縄美ら海水族館のイソギンチャクを調べてみた。
- (東京大学、鹿児島大学、千葉県立中央博物館などの研究グループによる)
- 結果、新種であることが判明!
- ヤツバカワリギンチャク科のクローバーカワリギンチャク属の新種だった!
- そして「チュラウミカワリギンチャク」という和名をつけて報告したんだ。
- この属は100年前に設定されて以降、ずっと「1属に1種しかいない」
- ――って考えられてきた。
- しかし! チュラウミカワリギンチャクの発見で2種類目の報告となった!
- 今後もこうした発見が水族館であるんじゃないか、って期待されているよ。
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