- 答えは、金星の高緯度では大気安定度の低い領域が上空まで広がってるから。
ウォォォォォォ!!!
あれ、金星さん荒ぶってる?
ブルァァァァァ!!!
お、落ち着いてください金星さん!
ブリブリィィィ!!!
(……触らぬ金星さんに祟りなし)
- 金星大気の情報を全球的にキャッチ!
- 高度40~85kmの範囲における気温の高度分布や大気安定度がわかってきた。
- これに活躍したのが「探査機あかつき」と「ビーナス・エクスプレス」
- そして「電波掩蔽観測」という手法。
- 金星は分厚い二酸化炭素の大気と濃硫酸の雲で覆われてる――
- なので、着陸機や観測装置投入によるピンポイント観測はかなーり難しい。
- そこで注目された「電波が天体の大気を通過する際に起こる周波数の変化」
- そこから大気の情報を収集する手法が電波掩蔽観測なんだ。
- まずは、地球から金星に向けて電波を放出!
- そして、探査機が金星の背後からその電波を観測する。
- これにより金星全球の大気データを取得――
緯度70°より高緯度では大気安定度の低い領域が高度40kmまで広がってる!
- 大気安定度が低いと上昇気流や下降気流が発生する。
- ――と、積雲や積乱雲のように垂直方向に発達した雲が生じる。
- すなわち「金星の高緯度上空では大気の不安定な領域が広く存在してる!」
- 観測によって、この事実が明らかになったよ。
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