深海魚が水圧に耐えられるのはなんで?

生物
  • 水答えは、深海魚の体は水で満たされ、空気が入っていないから。
  • 深海では大きな水圧がかかる。
  • 深海魚とは、深さ200mより深いところに暮らす魚のこと。
  • 海中では深さ200mで、1cm四方の面積に20kgを超える圧力がかかってる。
  • (もちろん、さらに深い海中ではもっと大きな圧力がかかる)
  • 「そんな場所に棲んでて、深海魚ってつぶされないの?」
  • って疑問に思うよね。
  • じつは深海でモノがつぶれる原因は「中に空気が入っている」から。
  • たとえば、空気の入った袋や容器を無理矢理水中に沈めていくとつぶれる。
  • 水中で外から圧力を受けると、空気は簡単につぶれてしまう。
  • なので空気は容器の中から外面を支えることができない。
  • 結果、水の中で容器ごとつぶされてしまうってわけね。
  • 潜水艦は海に潜っても沈まないよね。
  • これは潜水艦が金属などでとても丈夫に作られてるから。
  • だけど深海魚の体は基本的にほかの動物と一緒。筋肉とか骨とかだね。
  • それでも深海でつぶされずにちゃんと生きてる。
  • なぜなら深海魚は「体内にほとんど空気をもってない」から。
  • もしも体内に空気があれば、さっきの容器と一緒で水圧につぶされちゃう。
  • でも、深海魚は体内に空気をもたず、代わりに至るところを水で満たしてる。
  • 深海魚の体内に詰まった水は、外からの水圧でもつぶされることはない。
  • こうして深海魚は深い海でも普通に生きていくことができるんだね。

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