恐竜も「がん」になってたってなんで?
- 答えは、恐竜の化石に「がん」の痕跡があったことが分かったから。
- 人間以外の生物でも「がん」になることが知られているよ。
- がんは細胞増殖の暴走――
- だから、細胞でできている生物なら避けられないって考えられる。
- まあ、ゾウやクジラはがんが少ないとか、発がん率は生物によってさまざま。
- 哺乳類はもちろん、鳥類、爬虫類、両生類といった脊椎動物――
- ヒドラのような無脊椎動物や植物もがんになるんだって。
- じゃあ、恐竜は?
- いえーす、がんになってた。
- 化石を調べると生前の病気が見つかることがあり、恐竜化石も例外じゃない。
- 注目されたのは角竜類・セントロサウルス(Centrosaurus)の後ろ脚の化石。
(約7700万年前~約7550万年前―中生代白亜紀後期―の地層から発見)
- その化石は1989年に発見されたもので「骨の端が異様に大きく膨らんでいた」
- この異様な特徴は「骨折が治るときに膨らんだ」とこれまで考えられてきた。
- しかし、現代の研究チームが「ヒトの病気を調べるように」再分析を実施。
- すると、この膨らんだ部分が骨肉腫という「がん」であることが明らかに!
- すなわち、恐竜も「がん」になっていた!? ってわけね。
- 今後、こうした特定がより広く進んでいくって考えられているよ。
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