- 答えは、石灰でできた薄いねじれ層が100枚ほど積み重なっているから。
- 沖縄県に分布しているヤシガニはヤドカリの仲間。
- ……でも貝殻を持ってないよね?
- そのため外敵に襲われやすく、体を覆う甲羅を硬くするよう進化したんだ!
- 特にハサミはちょー硬い!
- 最大サイズのヤシガニだとその挟む力はなんと約360㎏にも達する!
- しかもそんな大きな力で挟んでもヤシガニのハサミは傷一つつかない!
- ヤバい! ヤシガニのハサミ! めちゃくちゃ硬い!
- そんなヤシガニのハサミの内部構造を電子顕微鏡で詳しく調べてみると――
- 表面に近い外側に、石灰でできた薄いねじれ層が100枚ほど積み重なってた!
- そこの部分はまさに鋼鉄のように硬いんだ! さらにその内側には――
- サイズの違う多くの穴が規則的に並ぶ柔らかい部分があることがわかった!
- 今後、ヤシガニの硬いハサミを真似た構造の人工物を製造できたら……
- 硬いのに壊れにくい工業製品が実現するって期待されているよ!
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