- 答えは、温室効果ガスをつくるカビを食べてくれるから。
- 農地にまいた肥料には窒素が含まれてる。
- この窒素は地中のカビによって温室効果ガスである一酸化二窒素に変化する。
- 一酸化二窒素はオゾン層を破壊するため、発生を抑えなければならないんだ。
- (オゾン層は、宇宙から降り注ぐ有害な紫外線を遮断してくれる)
- ……とはいえ、農産物を安定して生産するには肥料も欠かせない。
- 農地に肥料をまいても一酸化二窒素を発生させないようにしたい。
- そこで注目されたのが、地中のカビを食べるダニ(ササラダニ)!
- ダニが増えてカビを盛んに食べる――
- そうすれば肥料をまいても一酸化二窒素の発生を抑えられるよね。
- ダニが棲息するにはすき間が必要――
- ココナッツの実の周囲にある繊維質「ココナッツハスク」がぴったり!
- 肥料と一緒にココナッツハスクを農地にすき込んだ。
- すると肥料だけをまいたときよりも、一酸化二窒素の発生が減った!
- (東京大学と新潟県農業総合研究所の研究結果)
- それで、ダニを増やせば温室効果ガスを減らせるってわけなんだね!
- (布団に増えたらイヤだけどね!)
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