ミカンの皮の汁を風船にかけると割れるのはなんで?

化学
  • 答えは「似たもの同士はよく溶ける」から。
  • ミカンの皮の汁には『リモネン』って成分が含まれてる。
  • リモネンは風船のゴムを溶かしやすい。
  • ゴムが溶けて弱くなると、そこに風船内部の空気圧がかかって風船は割れる。
  • なぜリモネンがゴムを溶かすのかっていうと、それは分子構成が似てるから。
  • 分子構成が似ているもの同士はよく混ざり合って溶けやすい。
  • 分子構成が似ていないもの同士は混ざり合いにくく溶けにくい。
  • ゴムは炭素原子5個からなる『イソプレン』ってユニットが長く繋がったもの。
  • リモネンもまたイソプレン2つが繋がってできてる。
  • いわば両者は兄弟みたいなものでよく混ざり合って溶けるってわけ。
  • ガムとチョコを一緒に食べるとガムが溶けるのも同じ理由から。
  • ガムとチョコの油脂の成分が似てるから。
  • 壁とか床とかガムがひっついちゃったらサラダ油をつけてこするといいね。

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