- 答えは、砂の中に隠れて、獲物を見つけやすいように進化したから。
- ヒラメやカレイなどのカレイ目の魚類は海底で生活してる。
- (「目」は分類階級の一つ。「目」の下に「亜目」、その下に「科」がある)
- その体のつくりは、寄り目(左右非対称)で平べったい(扁平)
- それは、砂の中に隠れて敵から身を守るため!
- そのためにヒラメやカレイは平べったい体に進化したと考えられてる。
- そして平べったい体で獲物を見つけるには寄り目が有利!
- (体の表側に目が二つあった方がよく見えるからね)
- でも、じつは稚魚のときには目は左右にある。体も平べったくない。
- 成体になると、ヒラメは左に、カレイは右に目が移動。体も平べったくなる。
- 最近の研究(ゲノム解析)でわかってきてることもある。
- (カレイ目の全2亜目である)カレイ亜目とボウズガレイ亜目――
- それぞれ「左右対称のスズキ類の異なる祖先」から進化した。
- 祖先が違うにもかかわらず、この2亜目は同じような姿に進化したわけだけど……
- 視覚
- 低酸素に耐える能力
- 心臓の機能
- 筋肉の発達
- 脂質の蓄積
- 平べったい(扁平な)体
- ヒレの動かし方
- ――などに関連する遺伝子が大きく変化してた。
- これら遺伝子の変化が寄り目で平べったい体のつくりに関係してるみたい。
- (平たい顔族は日本人、平たい体族はカレイ目ね!)
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ヒラメは、何で表に目が2こあるんだろう?
コメントありがとうございます。海底の砂の中に隠れたとき、体の表側に目が二つあった方が敵や獲物がよく見えるからだそうです。平べったい体で海底の砂の中に隠れたとき、体の両サイド(表と裏)に目があると一つの目でしか見ることができないけれど、表に目が二つあれば良く見えて敵も獲物も見つけやすいからだと学びました。