水が100℃以上にならないのはなんで?

科学
  • 答えは、熱エネルギーが水蒸気への変化に使われるため。
絶対100℃以上にはならないんだからねっ!

  • 水は固体の「氷」、液体の「水」、気体の「水蒸気」の3つに姿を変えるね。
  • これは水をつくる小さな粒「分子」の結びつき方に違いがあるからなんだ。
  • 分子は、固体では「がっちり結びつく」
  • 液体では「ゆるい」
  • 気体では「結びつかずにばらばら」
  • 水を温め続けて約100℃になると、水の底や中から泡が出る!
  • これが「沸騰」ね。
  • 沸騰は「液体の水がその内部でも気体の水蒸気に変化する現象」なんだ。
  • (「表面からだけ水蒸気になる」のが「蒸発」だよ)
  • このとき、加えた熱エネルギーは分子の結びつきを変化させるのに使われる。
  • だから温度は100℃以上には上がらない。
  • そして水が水蒸気になって空中に飛び去るため、液体の水の量は減っていく。
  • もし水蒸気を閉じ込めたまま熱を加え続けると……?
  • すべての水が水蒸気に変わったあとで水蒸気の温度が上がるよ。
  • 氷を温めるときも同じで、すべての氷が溶けきるまで温度は0℃のまま――
  • 全体が水になってから水の温度が上がり出すわけね!

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