- 答えは、航空力学を用いた新たな計算でわかったよ。
ついにばれてしまいましたか、私が空を飛べないこと……
- 恐竜時代の空で大いに繁栄した爬虫類といえば、そう翼竜類!
- 「竜」ってついてるけど、恐竜類とは別のグループ。
- かつて、さまざまな翼竜類が登場した!
- とくに白亜紀には、翼を広げたときの左右の幅が10mを越す超大型種も!
(白亜紀は、約1億4500万年前~約6600万年前) - しかし、そうした超大型種は、どうやって空を飛んでいたんだろうね?
- 「上昇気流や海風を上手に使って滑空していた?」
- 「そもそも、あまりにも大きいため飛ぶことはできなかった?」
- ――などの説がある。
- こうした翼竜類の飛行能力について航空力学を用いた新たな計算が行われた。
(名古屋大学大学院の後藤佑介博士たちによる研究) - その結果、特にケツァルコアトルス(Quetzalcoatlus)は空を飛べなかった!?
(ケツァルコアトルスは翼竜類の中でも超大型種として知られている) - 上昇気流を利用した滑空も、海風を利用した滑空も、苦手だったらしい。
- これにより大型翼竜は、地上を歩く捕食者だった可能性が高くなったことに。
- え、じゃあ、その翼は何のために……? 言いたくなっちゃうよね。
- 恐竜時代の地上生態系は、想像以上に複雑だったのかもしれないね。
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