- 答えは、イカのタンパク質でヒト細胞を透明化する研究がされているよ。
- イカやタコの仲間は体を覆う「外套膜」の色を変化させることができる。
- この機能は天敵から逃れるのに役立つと考えられてる。
- 例えば、カリフォルニアヤリイカのメスの場合――
- 細胞の透明度を変化させて、外套膜の模様を透明や白色にできるんだ!
- そこでアメリカ・カリフォルニア大学アーバイン校の研究グループは考えた。
- 『これをヒントにヒトの細胞も透明にできるんじゃね?』
- 注目されたのは「リフレクチン」というタンパク質。
- イカの体色に変化をもたらす細胞を「色素胞」というよ。
- リフレクチンはその色素胞の中で色の変化を生み出す中心的な役割をしてる。
- このリフレクチンを、ヒトの培養細胞内で働くよう遺伝的に操作――
- すると細胞を浸した溶液の塩化ナトリウム濃度に応じて細胞の透明度が変化!
- これで透明人間になれるかも!?
- いや、そこまでは……、透明人間はまだまだSFの世界のお話ね。
- でも、この技術を医療分野などに応用できないか、期待されているよ。
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