- 答えは、農薬が効きにくい害虫の駆除方法が求められているよ。
超音波で守りたい風景がある!
- 農作物を安定して生産するためには、害虫駆除が欠かせないよね。
- しかし、農薬が効きにくい害虫がいる。
- タバココナジラミ、ワタアブラムシ、君たちだよ、君たち!
- ゆえに、農薬に代わる駆除方法が求められてきたんだ。
- そこで、多くの昆虫がコミュニケーションに振動を利用していることに注目。
(農研機構らの研究グループ) - 上の2種類の害虫駆除に、特殊な超音波装置を利用したんだ。
(植物に直接触れずに振動させる超音波装置) - まず、2種類の害虫が植物から離れるときの振動の波長を見つけ出した。
- 結果、タバココナジラミには1~480Hzの振動を1分間与えた。
- と、50~60%の成虫を葉から追い払うことができた!
- つぎに、ワタアブラムシには30Hz、240Hzの振動が有効だった。
- 有翅成虫の約25%、無翅成虫の約14%が逃げていった!
(有翅成虫は、翅を持つ成虫。無翅成虫は、翅を持たない成虫) - さらに、タバココナジラミの産卵数を抑えることもできた。
- 今後、超音波が害虫を撃退する強い味方になってくれるかもしれないね。
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