- 答えは、砂嵐で上空に運ばれ、酸素と水素になって宇宙空間へ散らばったよ。
- 火星にはかつて大量の水が存在した! ――って考えられているよ。
- じゃあ、どうしてその水は失われてしまったんだろうね……?
- それが、NASAの2つの探査機とESAの探査機による観測で明らかに!?
- (NASA:アメリカ航空宇宙局 ESA:欧州宇宙機関)
- 探査機は2019年1月~2月にかけて発生した小規模な砂嵐の追跡観測に成功!
- その砂嵐に含まれるダスト(ちり)により大気が加熱され、氷雲が消失――
- 水蒸気が大気上層に運ばれる様子が捉えられていたんだ!
- 砂嵐が引き金となって水蒸気が上空に運ばれる――
- と、太陽からの紫外線により、水蒸気が酸素と水素に分解される。
- 宇宙空間に散らばる水素は、通常の5~10倍に増大する!
- 宇宙空間に散らばる水素が増大するまでの期間は約一週間だった。
- こうして、火星の水は酸素と水素になって宇宙空間散らばったんだね!
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