温かい空気は上にいくのに山の上がとても寒いのはなんで?
温かい空気は上にいくのに山の上がとても寒いのはなんで?
- 答えは、空気は地面から出ていく熱で温められるから。
- 空気は冷たくなると、ぎゅっと詰まった状態になる(気圧が高くなる)
- 温まると、膨張する(気圧が低くなる)
- 温まった空気は上昇すると、どんどん冷やされる。
- 空気は上にいくほど周囲から押される力が弱くなる。
- すると、周りから押されなくなった空気は、どんどん膨らんでいく。
- (ポテチの袋を高いところに持っていくとパンパンに膨らむのはこのためね!)
- そして、膨らむことで空気はエネルギーを使う。
- そのエネルギーを補うため空気は温度を下げる。
- 空気の中の水蒸気は、温度が下がると水滴(雲粒)に変わる。
- 雲は、温められた空気が上昇して中の水蒸気が冷やされてできるんだ。
- とはいえ、山の上が寒いのは空気が上昇して冷やされるからじゃない。
- 空気は、地球の表面を覆ってる。地球は太陽の光によって温められる。
- けど太陽から入ってくる光(熱)は空気を温めず素通りして地面を温めてる。
- そして、地球自身も宇宙に向かって光(熱)を出している。
- 地球から出ていく熱は、水蒸気などが吸収して周囲の空気が温まる。
- 水蒸気は、標高が低いところほどたくさんある。
- つまり、低地では空気が温まりやすい。
- 一方で、高いところに行くほど水蒸気は少なくなる。
- 地球から出ていく熱は、低地の水蒸気に捕まって上に行くほど少なくなる。
- つまり、高地では空気が温まりにくい。
- だから、山の上に行くほど温度が下がって寒くなるんだよ。
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